導尿

Category : 未分類
退院から1週間が経った。まだ1週間だが、けっこう遠い昔のような気もしてきた。人の記憶は、イヤなことをなるべく忘れるようにできているのだろう。

入院中も友人からのお見舞いメールに返事ができたし、blogも欠かさず更新し、日記として残せた。ただ、けっこうイヤで不安だった“導尿”について書いてなかったので、忘れないうちに記録--

今春、告知を受け、手術しましょうといわれた日、帰宅後にネットで調べると、ガンとはいえさほど深刻でもなさそうなのでホッとした。そもそも10年来の持病だし、いずれこんな日もくるだろうなあ、となんとなく覚悟もできていた。ところが、後日もらった入院案内のパンフレットを見ると「術後、一晩、導尿します」という一文があり、これにはけっこうビビった。

ずっと昔、居酒屋かどこかで、尿道にカテーテルを入れる処置がある、という話は聞いたことがあった。ゲッ、むちゃくちゃ痛そうやん、とビビったものだが、まさかそれを受ける日がくるとは思いもよらなかった。術前に、病気そのものについてはネットでじっくり調べたものの、導尿はなんだか怖くてまったく調べられなかった。

しかし、結局のところ、たいしたことはなかった。当然カテーテルを入れるときが痛そうだし、病気とはいえちょっと恥ずかしい。でも、今回は全身麻酔中に処置されたので何も感じないし、覚えてもいない。術後、導尿はもちろん気持ち悪かったが、患部の方がより気になってそれどころではなかった。見舞いに来てくれた友人の一人は大病の経験があり、導尿は楽でイイでしょ、と言っていたが、私はそこまでの“達観”には至らなかった。導尿中も寝ている範囲で足は普通に動かせるのだが、挿入されている違和感はやはり不快だった。先生は、排尿していいですよ、というが、残尿感はあるのに排尿できず、そのジレンマはちょっとした拷問のようだった。

術後の朝カテーテルを外されるときはちょっと恥ずかしい。入れ替わり立ち替わり来てくれた数人の看護士さんのひとりだと思うが、マスクでどの人だかはわからなかった。ただ、文字通り引き抜かれるのは一瞬で終わる。まさにスポンといった感じであっけないくらい。その後、最初に排尿するときは軽く痛みがあったがそれも一度きりだった。

ともかく、あれもこれも初体験尽くしだった。家から近いところに屈指の専門病院があり、とても恵まれていた。初診時にはまだインターネットがなく、病気についても専門病院についても何も知らなかったのだが、以前かかっていた開業医が紹介してくれたのがラッキーだった。

line


TV番組の改編時期で、このところ医療関連の特番が多い。数年前の国策による制度変更で医師不足が加速していたり、健康保険制度も高齢者や低所得者に厳しくなっているという。地方での救急患者の“たらい回し”や病院の閉鎖などのシリアスな状況がすでに都市部でさえ始まっているという。米国の医療問題を扱った「シッコ」は、もはや“対岸の火事”ではない。

健康が一番大切だと普段からわかっているつもりだったが、実際、病気になってみて、ますます痛感する。たいていの悩みなんか、病気に比べたらどうということはない。

くだもの

Category : 未分類
昨日との気温の高低差が20℃近いだなんて、健康なときでもキツイ。
でも、夜、寝苦しさがなくなり、少し長く眠れた。

リンゴ、梨、柿、無花果など、フルーツづいている。
ちょっとお高めの種無し巨峰は皮ごと食べるのがとても美味。
やっぱり、病気のときはくだものだねえ…

fruits

シンドイ

Category : 未分類
日曜の朝に退院した際には案外、元気だなあ、と思っていたのだが、その後がどうも芳しくない。頭痛は相変わらずだし、お腹も張る。寝ていても、無意識に手術跡をかばっているのだろう、肩がこる。さらにノドも苦しく、発声がしんどい。たっぷり過ぎるくらい病人気分に浸っている。

病院のパンフレットでは、術後1週間程度から事務仕事への復帰が可能とある。でも、いまの調子だと、来週から出社するなんてありえないと思う。まあ、行かなくていいんだけど。やっぱり、当分の間、毎日を日曜日にしておこう…

work

普通に生きる

Category : 未分類
夕方、日テレのニュースで鳥越俊太郎氏のガン闘病密着取材が流れており、半分ほど見た。彼は2年前に大腸ガンが見つかり、さらに肺への転移で年初に再手術をしている。

先日も同様のドキュメントを見ており、同じ映像も多々あった。しかし、新たな彼自身の言葉もあり「自分は67歳で、すでに人生のコアを生きた。たとえ余命3ヵ月と告げられても静かに受け入れられると思う」と言っていたのが印象的。ガンと闘うのは難しいことではなく、普通に生きればいい、とも。

ガンに罹っても、そうでなくとも「普通に生きる」のは難しい。
けれども、それはとても大切なことなのだ…

home

健康問題

Category : 未分類
安倍さんはポリシーとして、辞任理由に健康問題は言いたくなかったらしい。しかし、会見直後に緊急入院すれば、だれだって何が原因かわかるというもの。首相という要職では、個人のポリシーより優先される説明責任があることに気がつかなかったのだろうか。そういったことをアドバイスするブレーンもいないのか。やはり孤立無援だったのか。

Mr 安倍


上昇志向の強い人ほど、周囲に病気を隠したがるという。確かに会社でもそうだ。年功序列のない外資ではより顕著。その点、私は上昇志向がないので、今回、第一に健康問題を口にした。健康を損なってまで仕事を続けるなど、まったく意味を見いだせない。病名を言うと、さすがに誰もが同情してくれたなあ。偶然、東国原知事が同じ病気を公表したので、説明までしやすくなるし。

術後の3時間は本当につらかった。告知されてから手術までの4ヵ月間もブルーが続いた。異常なほど仕事が忙しく気は紛れたが、それだけのストレスは病気には悪かったに違いない。今夜は「スーパードクター」という名医を紹介するTV番組で手術シーンをたっぷり見た。先週の手術を思い出す。やはり、何はなくとも健康が最優先だと痛感する。

幻肢

Category : 未分類
事故に遭った人が病床で失った手足の感覚をはっきり感じることがあるという。確かに映画などでよくみるシーンで、「幻肢」というらしい(幻肢痛さえあるという)

切除した甲状腺はそもそも手足のように自覚のある器官ではない。また、全摘出しておらず、ホルモン薬も飲まずに済ませられ、術前となんら変わらない。

しかし、術痕の周囲を触ると、錯覚かもしれないが、ポッカリと器官がなくなった感じ、漠然とした喪失感を覚える。この感覚も、いずれ慣れるのだろうか…

昨日で痛み止めの服用が終わったせいか、術痕の痛みが増している…

steps

静養

Category : 未分類
入院中は憎らしいほど良い天気だったのに、退院したとたんどんよりとした曇り空が広がる。晴れても曇ってもどちらにせよ静養中だから、曇ってるほうが悔しくなくてイイか、などと自己チューな気持ちになる。

近所のコンビニに出るだけで微妙にシンドイ。
やっぱり、しばらくは静養かあ…

yellow
最近の記事
最近のコメント
月別アーカイブ
カテゴリー
リンク
プロフィール

kk

  • Author:kk